竹林孝之のスプリントコラム

心・技・体が整った時パフォーマンス向上の瞬間。そんなきっかけ作りをお手伝いします。

~歩くとき何処に気をつけていますか?~②

 

前回の続きとなりまして

歩き方についてになります。

 

ポイントに挙げさせていただいた

 

体幹部が安定された姿勢」

 

「前後バランスよく腕が振れる」

 

歩行動作に欠かせない要素になり

その為には、「背中」 に解決方法があるとお伝えしました。

 

今回は、歩きと背中の関係性について触れていきます。

 

背中の筋肉で広背筋 というものがあります。

 

 

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画像を見ていくとご理解いただけるかと思います。

 

広背筋は、身体の中で最も面積を持ち

上半身・下半身を直接つなぐ役割をもっています。

 

この広背筋。。。。。

現代人にとって不足してる筋肉・緊張が起きやすい筋肉になります。

 

実は、9割以上生活していく中で、動作自体が胸の前で

行われています。

そうすると、前面ばかりの筋肉が使われて

後面の筋肉は使われにくくなり

面積の広い広背筋の筋肉は、不足したり・張ったりして

身体のバランスが崩れてくるのです。

 

結果、

歩き方がおかしい

 

肩こり・腰痛

 

パフォーマンスの低下

 

などに繋がってくるのです。

 

身体の後ろ側は

背骨や肩甲骨、股関節が中心にあり

関節を伸ばす働きがあります。

 

一方、前側は関節を曲げて身体を丸める働きがあります。

つまり、生活していく中でほとんどは関節を曲げる

作用を持つ前面の筋肉を使っているのです。

 

不足している動きである、後ろ側の筋肉・広背筋を使えるように

なれば身体の重心が引き上げることに繋がります。

 

キレイな歩き方を身に付けることはもちろん

パフォーマンスの向上・身体の不快感解消の

きっかけになると考えられます。

 

それだけ

広背筋という筋肉は身体にとって

とても大事なのです。

 

今回は、歩きと背中の筋肉の関係性に触れていきました。

 

次回は、

より実践的に触れていきます。

広背筋を使いやすくして

歩きやすい身体に導く為のエクササイズを

ご紹介していきます。

 

よろしくお願いいたします。